比べるのは昨日のピノッキオ=ME

40代で離婚、50代でおひとりさまに。昨日の自分より一歩前にふみだすブログ。

私の耳は60代

こんにちは!ぴのめです。

みなさんは最近聴力検査を受けましたか?

私は、副鼻腔炎になりやすく、

なったあと耳が聞こえにくくなるので、

年に1回は、耳鼻科で聴力検査を受けています。

 聴力検査、実は60代

検査の結果、いつも

「正常の範囲内ですよ。血流をよくする薬を出しておきます。」

と言われて終わりです。

お医者さんは気を使っているのか言わないけど、

検査記録を見ると、わかります。

私の聴力は60代のレベルなんです。

 

 聴力が年齢とともに衰えていくのは

なんとなく想像がつきますが、

実は聴力のピークは20歳。

そこからは、ゆるやかに下降線をたどっていくそうな。

 

私は小さいころから耳が聴こえにくかったんです。

ずっとピアノを習っていたのに、すごい音痴。

電話の声が良く聞こえず、

新卒のころから、今もなお電話応対が苦手。

でも、聴こえが良くないっていう自覚がなかった。

耳じゃなくて、頭や音感が悪いと思っていました。

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40代から、子供の声が聞き取りにくくなり、

気づいたときには、60代の聴力レベルになっていました。

このくらいだと、生活に支障はないので、

「正常の範囲内」と言われてしまいます。

 

YouTubeで、年代別に聞き取れる周波数をテストする動画があります。

 


www.youtube.com

 

これ試してみると、面白いです。

イヤホンで聞いてみてください。

私はこの動画で、

「50代の人が聞き取れる周波数」が聞きとれません。

 実は自分の声もよく聞こえていない⁉

高い声が聞きとりにくいうえに、

自分自身の声も聞き取れない。

カラオケでも、人と合唱しても、

自分の歌声が自分で聞き取れない。

音程があってるかどうか、聞こえないからわからない。

 

さらに困るのが、外国語学習。

ネイティブの発音が聞き取れない。

細かい発音の違いがわからない。

聞き取れないから、発音できないんです。

 

大きい声を出せば聞き取れるはずですが、

大きい声が出せない。

このことが40年近くコンプレックスで、

カラオケも英会話もなるべく避けてきました。

でも、このままで人生終わっちゃうのは嫌だ!

と思うようになって、

ボイストレー二ングの講座を受けてみました。

 

ボイストレーナーの先生が言うには、

私の声がしっかり出ていないから、

自分の耳に届いていないとのこと。

身体に響かせるように声を出しましょう

と言われました。

 

確かに、英語を話す人や、歌が上手な人は、

身体全体から声が出ています。

(後ろから聞いても、聞こえるくらい響いています)

それは、腹式呼吸をしているからだそう。

 腹式呼吸ができない

私は胸式呼吸をしているから、

口先だけで声を出していて、

声が響かないし、大きくならない。

 

というわけで、腹式呼吸の練習を始めて2年。

その間、ボイストレーナーの先生を2度変えて、

3人目の今の先生になって

腹式呼吸で声が出せるようになりました。

 

腹式呼吸自体が体の内部で起こることなので、

説明が難しい。

教え方に決まりもないらしく、

腹式呼吸の発声については

先生によって教え方が全然違いました。

結局2年もかかってしまった。

 

でも、今までできなかったことが

できるようになるって嬉しい。

60代の聴力を声でなんとかカバーできるかも。

 今の聴力を維持する

そもそも、加齢による聴力の低下は

回復させるのが難しいようです。

 

ネットでは、

私のように血流をよくする薬を飲むほかに、

ストレスを和らげる、

十分な睡眠をとる、

音のない静かな環境にして、耳を休ませる、

耳のマッサージをする、

規則正しい生活と、十分な睡眠、

イヤホンで大音量の音を聴かない、

などが、聴こえを改善する方法として紹介されています。

 

でも、これらの方法で劇的に聴力が若返って、

それが継続するってわけではなく

あくまでも、今の聴こえを改善する程度。

 

耳に良いと言われる習慣を取り入れて、

聴力の低下を予防しつつ、

他の部分で聴力を補うしかないのかなあ

と思っています。

これ以上、耳が年をとったら困ります。

私の年が追いつくまで、60代の耳でいてもらいましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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