親しい友人がいない
こんにちは!ぴのめです。
今日、気になるニュースがありました。
昨年の12月から今年の1月にかけて行われた
内閣府の調査で、
回答した日本の高齢者(60歳以上の人)1367人のうち、
「親しい友人がいない」と答えた人は31.3%。
これは調査した日本、アメリカ、
ドイツ、スウェーデンの4か国の中で最も高かったそうな。
そもそも「親しい友人」って
どのくらいの関係の友人のことを言うんでしょうね。
お国柄によっても違いますし、
人それぞれ違うんじゃない?
この質問でいったい何を調べたかったのかしら?
私には「親しい友人がいる」
って言いきる自信がありませんよ。
過去には、親友だと思っていた幼なじみから、
さらっと関係を切られちゃったこともあります。
だから、このニュースを見て、
私と同じような人が、3割もいるなんて💖
正直ほっとしちゃいました。
ただ、この調査は60歳以上を対象としているので
かなりざっくりです。
60代の人はともかくとして、
90代の人は友人が自然に少なくなってると思われます。
介護施設で働いていた時、
元会社社長で、商工会の会長など地域の役職に就いてきた
89歳の利用者さんが、
「友達がみんな死んじゃって寂しい。
どうしよう、ぴのめさん。」
とすがるような目で言っていたのが印象的でした。
60代のときは友人がたくさんいても
長生きしたら、自然減してしまいます。
60代から90代までの人にまんべんなく調べたとすれば、
31.3%って案外妥当な数字かもしれません。
親しい友人を作るのは苦手です
私は昔からずっと、友人関係を築くのが苦手です。
友人を作ろうと思ったら、
試合前のアニマル浜口&京子ちゃん親子くらいの
気合いと勇気、それから根気がいります。
以前は、人と仲良くなると、
自分が吸い取られているような
不安がありました。
たぶん、素の自分をさらけだせなくて、
自分の言いたいことが言えなかったり、
人に合わせてしまったりして、
自分が呑み込まれるような錯覚を起こしていた
と思います。
だから、表面的なお付き合いで
やり過ごしてきてしまいました。
いざ、おひとりさまになってみると、
友人が少ないことに愕然。
友人関係を育んでこなかったから
当然の結果です。
「親しい友人」とまではいかなくても
人とのつながりを作りたい!と覚悟を決めたら
最近、ようやく開き直れて、
バツイチで、キャリアも、肩書もない、これが私ですよー📣
とありのままの自分を出すようになりました。
勇気を出して、自分から話しかけていたら、
最近は妙な不安感はなくなりました。
ただ、人とのつながりを作ったあと、
その関係を育てていくのはまだまだ苦手。
まめに連絡を取ったり、会って話をしたり、
関係をコツコツ育てる「根気」が
私には足りません。
親しい、かどうかは置いといて、
せっかく作った「人とのつながり」を、
大切に、少しずつつなげていって
友人を作るのが苦手な私でも
心地よい関係を作れたらいいなあと思います。
それでも、もっと年を取ったときに、
「親しい友人がいますか?」っていう
あいまいな調査がきたら、
「いないけど、何か?」
って堂々と答えるかもしれないなあ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。