比べるのは昨日のピノッキオ=ME

40代で離婚、50代でおひとりさまに。昨日の自分より一歩前にふみだすブログ。

離婚して失ったもの

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離婚したらどうなる?

こんにちは!ぴのめです。

当たり前のことですが、離婚するときって、結婚生活の限界にきていて、精神的にも肉体的にも全然余裕がない状態。

いろいろ心配して経済面や生活面の準備をしてはいるものの、それ以外のことがどうなるのかって正直考えられないんですよね。

私の場合、離婚したら安定した生活がなくなるなあ、お金を稼ぐことに忙しくなって心の余裕がなくなるだろうなあ、くらいに思っていました。

ところが、実際に私が失ったものは予想外のものでした。

それは・・・人間関係

もともと友人の少ない私でしたが、結婚していたときに築いた人間関係は、家族ぐるみだったり、夫婦セットで友人になっているものがほとんど。

というのも元夫が子供関連の行事に積極的に参加して、ほかの保護者と仲良くなったからです。

私よりも夫の方がママ友たちと仲が良いくらいでしたから、その人たちに夫の問題を打ち明けるなんて、私にとってはハードルが高すぎました。

夫婦の不仲を隠しているのは嫌だけど、正直に言うこともできなくて、結局私は「幸せな夫婦」を演出していました。

おそらく、一部の友人には幸せアピールすら感じさせていたと思います。

そんなわけで、私たち夫婦が「突然に」離婚したことで、「だまされたー」と思った人もいて、怒っているのか完全に無視されたこともありました。

当時は私も無視されてショックをうけましたが、相手も私たち夫婦の離婚にショックを受けているといるわけです。しかたありません。

その一方で、幸せな夫婦だったと信じている人からは、円満離婚だと勘違いされていまして、いまだに「別れたあなたの夫が今どうしているか・・・」みたいな情報を提供されたりします。

どちらの場合も私にとって、ちょっとしんどい。

離婚直後の余裕のない私には、そんなママ友たちとの関係を続けていくのが難しく、結局フェードアウトになってしまいました。

まさかの兄弟まで

しかし、もっとショックだったのは、このことが、私の身内にもあてはまったことです。

外ヅラの良い元夫にすっかりだまされていた私の兄弟は、離婚後私に対する態度が急変。

腫れ物に触るかのような、当たり障りのない会話をしてくるようになりました。

私の離婚や離婚後の生活に一切触れてこない。面倒は避けたいといったところですね。

正直さみしいですが、これまで一切相談してこなかった私が悪いのです。これもいたしかたありません。

「離婚のせいで」というより、私が夫婦の問題を周囲に黙っていたことで、離婚をきっかけにこれまで築いてきた人間関係、いわば信頼を失ってしまいました。

失ったというと語弊がありますね。その人たちに正直じゃなかったことを謝って、関係を復活させるという方法はあります。

今は無理でも、時間がたてばその時がやってくるかもしれません。

傾向の次は対策

そういうわけで結婚していた15年間の交友関係は、現在、ほぼ白紙です。

それなのに私ったら、実家にも戻らず、悪夢のときを過ごしたこの地に定住しようとしています。これは何か対策をとらないとつらいものがあります。

そこで、私が選択した行動は・・「全く新しい人間関係を築く。」です。

自分を偽っていたころの人間関係を復活させるにはそれなりに時間がかかります。それを待っている人生の余裕は正直ありません。

まずは新しい職場、新しい趣味のサークル、新しい活動に飛び込んで、新しい関係を築いていくこと。

それから、結婚前の友人関係、こちらをちょっとずつ復活させていくこと。今はメールやSNSなどいい手段もあります。

 離婚する前後は無我夢中で気づいていなかったけど、30代から40代の人間関係を限りなくゼロに近い値にしてしまった私。

めげている場合ではありません。泣き言を言っていたらあっというまに50代が終わってしまいます。

時間はかかっても、少しずつ人間関係を作っていって、よりよい60代を迎えられたらと思うわけです。

2021年は人間関係を築くための元年になることを目指します。