比べるのは昨日のピノッキオ=ME

40代で離婚、50代でおひとりさまに。昨日の自分より一歩前にふみだすブログ。

離婚決意のチェックポイント

f:id:kurapinome:20200624235217j:plain

離婚を決意できない

 こんにちは!ぴのめです。

もしかしてモラ夫やギャンブラーと離婚しようかどうしようか?迷いながら日々を過ごしていますか?

離婚したいけど、その後の生活が心配。

子供たちに苦労をかけるのではないか?

ひとりでやっていけるの?

離婚してから後悔するかもしれない。

そうやってグルグル考えているときって、本当にしんどいですよね。

でもこれらの不安って、ぜったい離婚した方がいい!って思っていたら大した問題じゃないんですよ。

迷いながら離婚したら、離婚後もグルグルがついて回りますしね。

離婚した方がいいのか、とどまった方がいいのか?迷っている方へ、離婚決意へのチェックポイントを、私の体験を踏まえてお伝えします。

【離婚決意へのチェックポイント】

  1. 夫の問題はなに?
  2. 夫のことを好きですか?
  3. 自分の問題はなに?
  4. 家族全員が幸せになる?

 

1.夫の問題

ぴのめの元夫は幼少期の家庭環境が複雑で、それが彼の生き方に大きな影響を及ぼしていました。両親に満たしてもらえなかった愛情を、周囲に求めて問題行動を起こしがちでした。

私が愛情を与えればうまくいくかと思い、母親のように接してみたりもしました。この方法は、私の方が愛情で満たされた成熟した人間であれば問題ないですが、実際の私はそんなに成熟していません。しだいに元夫がおんぶおばけのように重たい存在となり、精神的に彼を背負えなくなりました。

そのうえ、彼の方には、自分が内面に問題を抱えているという自覚がないので、気持ちが不安定になると、ぜんぶ私のせいにしてきます。こうなると、私の自己肯定感が下がって、夫婦ともにメンタルの坂を転げ落ちます。

あなたのパートナーの問題はなんでしょうか?内面の問題があったら、それはこちらが背負うことはできないのです。

本人が自覚していて、自分を変えたいと思っていたら、少しは望みがありますが。

2.夫のことを好きですか?

実は、当時自助グループの参加者に、パートナーのことが好きかどうかを聞いて回りました。半数の方はパートナーのことが大好きだったり、あこがれがあって結婚したので、ギャンブルなどの問題があっても別れたくないと言いました。

一方私は、彼の外見や性格、普段の生活スタイル、趣味、志向は好きではなく、合わないと感じていました。音楽や映画の好みとか、休日の過ごし方も、全然合わない。共通の話題が子どもと犬だけでした。

では、どうして彼と結婚しようと思ったのだろう?彼の好きだったところは、彼が誰とでも仲良くして、人を思いやり、物事に積極的に楽観的に取り組むところです。それは、私にはない性質で、私がコンプレックスにしていた要素でした。

みなさんはパートナーの「どこ」が好きですか?それは、ほんとうに「好き」ですか?

 

3.自分の問題

 ギャンブルとモラハラの問題が大きくなると、彼の「良い性質」は問題の陰にすっかり隠れてしまいました。もはや「彼の好きなところ」がどこにもありません。私にとっては彼が「訳の分からないどこかのおじさん」に思えました。

考えてみると、私は、彼と一緒になることで、私自身が持ってない「良い性質」を(自分で努力せずに)手に入れようとして、そして手に入れた気になっていたことに気づきました。彼の「良い性質」が消えてしまったら、一緒にいる意味がない。私は私で彼を利用していたのです。

それまで、ギャンブラー&モラ夫の問題が大きくて、自分の問題が見えていませんでした。私は、彼と一緒にいることで自分のコンプレックスと向き合わずにいました。

みなさんは自分の問題がありますか?

 4.家族全員が幸せになる?

そんなある日、子供が学校で問題を起こし、先生から報告を受けました。明らかにうちの子が悪いのですが、元夫は、「学校の処分がひどすぎる。」と激怒。子供に「お前は悪くない。学校がおかしい。」と言い、私に学校に抗議するよういいました。

モンスターペアレント発動です。もちろん、私は学校に謝罪したので、私たちの意見は決裂し、元夫は数週間不満を言い続けました。

そのうえ、子供は「お父さんも悪くないって言ってるし、俺は悪くない」と全然反省しません。子供に苦労させたくなくて、離婚をとどまっていたけど、元夫の生き方が子供に悪い影響を及ぼしていました。

パートナーは家族の中での役割を果たしていけそうですか?家族それぞれにとっての幸せってなんでしょうか?

まとめ

 私は、他のご夫婦の体験談を見聞きして、私たちもいつかうまくいくんじゃないか?と思っていました。

でも、そのご夫婦と私たち夫婦の抱える問題は同じではありません。

そのうえ私の問題に取り組めるのは私、夫の問題に取り組めるのは夫です。

私は自分にないものを元夫に求め、元夫は自分の問題から逃げきるために私を必要としている。

これでは、一緒にいるかぎり、お互いの問題は解決しません。

私たち夫婦のこんなカラクリがわかったとき、離婚という次の一歩をすんなりと受け入れることができました。

離婚するかどうか迷っているみなさんも、ちょっと振り返ってみてください。

パートナーの問題は何ですか?
このまま結婚していたら解決できますか?

パートナーのこと好きですか?

あなたの問題はありますか?
このまま結婚していたら解決できますか?

結婚生活を続けていたら、
家族全員幸せでいられますか?

第三者が介入したら、解決できる問題もあるかもしれません。でも、結婚している限り解決できない問題かもしれません。

迷っているときって、
離婚後どうなるのか不安ですよね。
でもちょっと視点を変えて、
結婚生活を続けていったらどうなるのか?を想像してみてください。

離婚することに納得できていれば、不安はぐーんと小さくなりますよ。