比べるのは昨日のピノッキオ=ME

40代で離婚、50代でおひとりさまに。昨日の自分より一歩前にふみだすブログ。

おひとりさま、今日は何食べる?

 f:id:kurapinome:20210502173306j:plain

こんにちは!ぴのめです。

 

みなさん、お料理するの好きですか?

私は、料理を作るのは好きですが、

献立を考えるのが、ものすごく苦手です。

 

食事作りが重い

献立を考えるのが苦手。料理の段取りも苦手。

家族と同居していたころは、

夕飯を何にするか、お弁当に何を入れるか?

買い物は何を買うか? 段取りはどうするか?

それでもう私の頭はいっぱいでした。

 

おまけに、家族が外食もテイクアウトも大嫌い。

となると、自分で献立を考えて、

自分で買ってきて、自分で作らねばならぬ。

出勤日は時間的に買い物に行けなかったので、

休日は真剣にスーパーを行脚。

両手いっぱいに食材を買い込み、

休みの日も、心の余裕が全然ありませんでした。

 

 おひとりさまになりたてのころは、

そのクセが抜けなくて、

家族がいたときのように、

おひとりさまにしては豪華な(というかただただ品数の多い)

食事をせっせと作ってみたり。

 

一人だから好きなものを食べたいと思って、

コンビニのおかずやパン、テイクアウトを買ってきたり。

友人と外食できないから、テイクアウトで発散しようとして

買い過ぎることもしばしば。

 

このように不規則な食生活をしていたら、

胃腸をこわしてしまいました。

これが年のせいなのか、なかなか治らなくて。

そのときは情けなく、心細く、

おひとりさまは切ないなあと初めて思いました。

 

 食事にも某CEOのやり方を取り入れよう!

そこで!

これに懲りて食事は実用的にしました。

名付けて「スティーブ・ジョブス的食生活」。

アップルの創業者、もう亡くなられてしまいましたが、

スティーブ・ジョブスさんは、同じ服を何着も持っていて、

毎日同じ服装をしていたことでも知られていますよね。

 

私はこれを食生活で取り入れることにしたのです。

最初は2日おきに食事を作っていましたが、

冷凍保存という荒技を覚えてからは、

ついに1週間ほぼ同じ献立の快挙達成!

 

肉か魚のおかずと、野菜の煮物と、お味噌汁。

これを1回に5人前くらい作って、

冷凍を駆使しながら食べきるというもの。

栄養価が高いものをバランスよく摂取するメニューを

ただひたすらに繰り返すことにしたんです。

 

日曜日に5日分作って、3日分は冷凍。

日曜日、月曜日と同じものを食べたら、

火、水、木曜日は冷凍したものを解凍するだけ。

金曜日は余裕があれば作るけど、

疲れていたら冷凍庫にあるものや

買い置きのサラダチキンを食べます。

お味噌汁だけは2日間朝晩で食べきり、

週の途中で再度2日分作ったり、インスタントを利用したりします。

 

 これで完璧と思ったけど

今日は何を食べようか?と考える時間が減り、

おまけに調理時間も激減。

家事時間の節約になりました。

さらに脳みその空き容量が増えて得した気分。

私は、食事にこだわりがないので、

毎日同じ食べ物を食べても平気なのです。

一日で食が一番の楽しみという人には、

おすすめできませんが

食にあてていた時間を

他のことに費やすことができるようになり、

心も時間も余裕ができました。

 

これ、すごくいいじゃん!

と思ってやっていたのですが、

最近心配になってきたことがあります。

 

 ときめかない・・・

それは、

何を食べよう?と想像する力や、

何を食べたい?と自分に質問する機会、

どうやって作ろうか?と段取りする思考力、

ひいては、自分に何を食べさせようかと自分を労わる気持ちが

奪われている感じがするんです。

 

毎日同じものを食べていたら、食に対するワクワク感はゼロですからね。

人間にとって大切な食事が、

歯磨きみたいな、ただの日課になりかけてます。

 

平日は、仕事して、ブログ考えて、

YouTube見て、ストレッチして寝る。

心が寝たまま一日が過ぎていくっていうか、

ときめきがないっていうか。

セロトニンが出てこない。

こんな生活を半年も続けていたら、

認知機能に影響がありそうで心配になってきました。

 

ドキドキとワクワクをひねり出す

そこで、食で頭と心を使わない分、

1.他のことで(ブログや日記を書く、読書など)頭と感情を使って、あえてドキドキ、ワクワクする。

2.たまには、普段作らないようなメニューにしたり、外食やテイクアウトにしてみたりして、頭と心のテンションが上がるようにすること。

を意識するようにしました。

 

例えば、「大好きなパン屋さんに行って、好きなパンを選ぶ!」 

などはたまーにやると、効果があります。

今日はパン屋に行くよーって思うことでワクワクし、

おいしそうなパンを見てテンションが上がり、

パンを選ぶことに頭を使い、食べておいしさに大満足し、

幸福感ましまし。

パンを買ったあとの帰り道でもう

 セロトニンが「滝のように」流れ出てる気がします。(出すぎ?)

「今日は何食べる?」と自分に対して聞くことは

けっこう大事だったんですね。

 

そもそも、

スティーブ・ジョブズさんが、同じ洋服を着ていたのは決断の機会を減らすため。

人間は決断すると疲れるから、決断に費やすエネルギーを節約するため同じ服を着ていたそうです。

一方、日常に大きな決断も浮いた話もない私。

そこまで脳みそのエネルギーを節約する必要はなさそうです。

恋活が成功するまでは、

自分で自分にワクワクを与えて、老化を食い止めますぞ‼

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ
にほんブログ村