50代パート転職☆覚え方編
仕事が覚えられない
こんにちは!ぴのめです。
私は8月に転職してようやく2か月経ったところ。仕事を覚えている最中です。
以前にもお伝えしているように、2年ごとに転職を繰り返していますが、年を取るにつれて仕事を覚えるのがどんどん大変になってきております。
前の職場では、私より年上の新人さんが仕事を覚えるのに苦労している場面も何度も目にしていました。
そんな中で私が実践していること、人から教えてもらった方法を今回はお伝えしたいと思います。
何でもメモる
最近の私の脳みそは、動きが鈍いです。覚えることが多いのに、新しいことはなかなか覚えられない。それなのに、ちょっと前の記憶はすぐに思い出せない。
古いパソコン(私の脳みそ)に、新しいアプリ(仕事)をダウンロードすると全体の処理スピードが落ちて、パソコンの動きが遅くなる。そんなイメージがぴったりです。
私の処理能力がガックリ下がっています。では、こんなときどうすれば?
答えは簡単。
パソコンに外付けのHDDやUSBをつけてデータの保存先を変えるように、仕事に関する情報をすべてメモ帳にメモして、私の脳みその代わりをしてもらいます。
ここで大事なことは「なんでもメモする」ということ。どんなに小さなことでも、その日教わったこと、初めてした仕事はすべてメモります。
そして、できればその日の勤務の終わりにその内容を見返します。
メモがそんなに必要ない場合
ずっと同じ業種で、勤務先を変えながら転職する場合は、覚えるのに何もかもメモする必要はありません。
これまでのキャリアの内容と比較して関連付けし覚えることができます。前の職場では、○○のときに✕✕だったけど、今度の職場は△△するんだなとひもづけして覚えることができますね。
同じ業種ならば、業務内容が似ていますし、そもそも仕事の流れが頭の中に入っています。なぜこの業務が必要なのか、この先どうなるのかがだいたいわかっているんですよね。
メモするのは、本当にその職場にしかないやり方や、お客様の個々の情報などになります。
メモしても忘れます
反対になんでもメモしなくちゃいけないのは、今までしたことのない仕事です。
50歳過ぎたら、よほど集中力がある方でない限り、まったく初めての仕事を30、40代のころのようにぐんぐん吸収するのは難しいです。
50代で久々に転職する方に多いのですが、40代初めのころの記憶力がまだ使えると過信されている方がいます。
常に新しいことを覚える機会が減った状態が続いた人が、急に新しい仕事を覚えようとすると、すぐには以前のように頭が働かなかったりします。
記憶力の低下と年齢は関係ないという話も聞きますが、更年期のホルモンの変化が記憶力に影響を与える可能性があります。
メモしてもメモしたことを忘れる方が、私も含めてとても多いです。
「私は教わっていません!」
50代あるあるのセリフに「私はそんなこと教わっていません!」というのがあります。
先輩が何回か教えたはずなのに、「教わっていない、そんなこと初めて聞いた」と言い張る50代新人。私はこの場面を何度も目にしてきました。
50代のおばさんからこのようなセリフを返されると、若い先輩は絶望を感じます。だって「教わった内容を忘れた」と「教わった記憶がない」というのでは、意味がまるで違います。
こんなことにならないよう、教わったことはすべてメモします。教わってないなあと思っても、逆ギレしないで、「忘れてしまったのでもう一度教えてください」と言ってその場を丸く収めましょう。
あとからメモをよく見ると3日前に教わっていたりして、ゾッとすることがあります。
50代だって忙しい
50代は50代で、人付き合いや、親の介護、お金の問題などそれなりに悩みや考え事があります。
30~40代のころのように、脳みそと体がフル回転するような日々ではなくなっているとは思いますが、頭の中の引き出しはかなりいっぱいです。
以前に身に着けた仕事やものごとと関連づけできないような新しい情報を、脳の引き出しにきちんと納めるのは、若いころと比べて時間がかかります。
例えば仕事でなくっても、新しいSNSの使い方とか、最近スマホに入れたアプリの使い方とか、覚えたはずなのにすぐに忘れちゃったりしませんか?
逆に言うと、時間をかけて繰り返し学習すれば記憶が定着するので、焦らず、おごらず、メモを利用して情報を頭に入れていきましょう。
メモの取り方
メモの取り方にもコツがあります。
1.どんな些細のことでもメモする
これくらいなら覚えていられる。そう思ったことに限って忘れます。
私は、先日先輩に教わったパソコンの操作方法を、忘れるわけがないと思いメモせずにいたら、1週間後にすっかり忘れてしまい、ガチで冷や汗をかきました。
2.日付を入れる
日付を必ず入れること、日付からその日にあったことを思い出して関連付けて覚えたり、いつ教わったのか確認することができたりします。
あとで見直したときに、いつまでの情報が自分の脳に定着したのかがわかります。
3.5W1Hを念頭においてメモる。
よく単語だけを羅列してメモっている方がいるのですが、あとからメモを見たときになんのこっちゃかわかりません。
5W(いつ、どこで、だれが、なぜ、なにを?)と1H(どのように)についても書き込んでいきましょう。
こうすれば、「ただメモをしただけ」にならず、理解が深まり、業務内容についての質問につながったりします。
4.メモに余白を
メモ用紙にびっちりと単語を羅列するのではなく、余白を多めにとって、あとから追加で書き込めるようにしておきましょう。
後日もっと深い説明があったりします。同じことについて他の方から別のやり方を教えていただくこともあります。
メモを元にどんどん質問
このようにしてメモを取ったら、どんどん先輩に質問していきましょう。質問すると記憶が定着して仕事を覚えやすくなります。
業務に対する理解が進みますし、どこまで理解しているかが職場の人にわかるので、周りの人も教えやすくなります。
質問して理解を進めたら、失敗を恐れずチャレンジしてみましょう。失敗は怖いけど、それはそれでまた覚えるきっかけになります。
メモをしない人
前述のように、同じ業種で転職を繰り返している方の中には、メモなどせずパッパと覚えることのできる方が、もちろんいらっしゃいます。
現役でずっと働いている方は脳の神経回路もバリバリにつながっているうえに、過去の記憶との関連付けができ、先も見通せているので、それほど苦も無く覚えられるのです。
何を覚えたらいいのか?をすでに理解していらっしゃるんですね。
ところが、初めての人はそうはいきません。
仕事の流れから、細かい業務内容、業務内容の目的、職場の決まり事、機器の操作方法、お客様の情報など覚えることが山盛り。
自分では何から覚えたらいいのかもわからない状態です。
自分は未経験で入社したのに、その道のベテランの方と同時入社したりすると、自分ばかり覚えが悪いようで、メモを取りづらく感じたりするかもしれません。
でも、何も恥ずかしいことではありません。どんどんメモを取りましょう。その方が職場の方たちも安心します。
まとめ
以前の職場で、とても仕事ができる30代のパートさんが、キレイに清書した自作の業務ノートをいつも携帯しているのを見て、若く記憶力がある人でも努力しているんだと気づかされました。
それ以来、私もメモを元に業務ノートを作って、なるべく早く仕事が覚えられるように気を付けていますが、
ここまでしても、最近は覚えが悪く、メモをとったこと自体を忘れているときがあります。自分の老化にぞっとすることがしばしばです。
だけど定年目標を70歳にしている私。こんなことでめげている場合ではありません。
私と同じく、仕事を覚えるのが大変になってきたみなさん。たまには凹みつつも、メモを活用して一緒に頑張っていきましょう!!!
最後までお読みいただきありがとうございました😊