比べるのは昨日のピノッキオ=ME

40代で離婚、50代でおひとりさまに。昨日の自分より一歩前にふみだすブログ。

承認欲求、飛び出し注意!

こんにちは!ぴのめです。

 

これまで何回か書かせて頂いていますが、

正直、私は承認欲求高め。

この承認欲求高い性質のせいで

何度失敗したことか。

50才を過ぎて、ようやく

こいつをなだめることができるようになりましたが、

てなづけるまでは、まだまだ。

油断すると、思わず飛び出してくることがあります。

 

今日は、承認欲求がつい飛び出したら?

についてです。

 

前々回の記事で書きましたが、

私の職場に新人さんがきました。

 

新人さんは介護士としての経歴が長く、

その道のエキスパートですが、私の職場の業務は未経験です。

新人さんは当初、担当業務の範囲が

よくわかっていませんでした。

(これは私の上司がちゃんと説明していなかったせいです)

なので、配属されてすぐのころ、

他の人の担当業務の内容に、

首を突っ込むことが何度かありました。

その際、介護士としての知識や経験から

その人たちに意見を述べていました。

 

その翌日から、

首を突っ込まれた先輩の一人が

新人さんの行動や業務内容に

いちいち口出しするようになりました。

 

電話の受け答えがよくない、

書類の作り方を変えた方がいい、

あなたの業務に対して質問させてほしい・・・・

配属されて10日程度の新人さんに

一日中質問&注意攻め。あらさがしが止まらない。

新人さんは自分の業務に集中できません。

 

あらら、なんだか不穏な空気。

いったい何がおきているのかしらん?

 

どうやら、

首を突っ込まれた先輩は、

「私はあなた(新人さん)より上なのよ」

ということを示したくて、ことあるごとに

新人さんの仕事に口出ししているよう。

新人さんは、

先輩の仕事の領域に関して、

自分のこれまでのキャリアを披露したばっかりに

先輩の縄張り意識と承認欲求を

刺激してしまった様子。

 

面白いことに、

他にも新人さんが首を突っ込んだ人は

いたのですが、態度が激変したのは

その先輩だけでした。

 承認欲求の引き寄せ

これって何が起きているのでしょう?

私はこれを承認欲求のお仲間作りと見ました。

承認欲求の強い人は、

誰かに承認欲求をチラ見せされると

つい引き寄せられてしまう。

 

例えば、初対面の人が

自分と出身地が同じだったり、

好きな食べ物が同じだったり

飼ってる生き物が一緒だったりしたら、

話が合いそうだし、

お近づきになろうとしませんか?

 

 これと同じで、

承認欲求のある人同士が出会うと

お互い、ついつい

「私も私も!」と自分の承認欲求を

全開にしてしまうのではないかと思っています。

 

犬や食べ物の場合はいいんですけどね。

楽しくお近づきになれますから。

 

これが承認欲求になると、

「私を認めろ」「いや私だ!」

と火花バチバチ、一触即発。

いったん火がついてしまったら

火消しが大変です。

 承認欲求のボタンを押しちゃったら

思い返してみれば、

私はこれまで何度も、こういう衝突を

繰り返してきました。

衝突の当事者になっているときは

自分と相手の間に何が起きているのか

ぜんぜんわからなかったけど、

自分の承認欲求の高さを自覚するようになってからは、

自分自身が相手の承認欲求の点火ボタンを

ポチっと押したことに気づくようになりました。

 

今でも、承認欲求が飛び出して、

いらないことを言ってしまうことがありますが、

そういうときは慌てず、

すぐにそいつを引っ込めて、

相手の点火ボタンを解除するようにしています。

 

やり方はカンタン。

自分の話は引っ込めて、

相手の話を全肯定で話を聞いてあげるだけで

だいたいの場合、種火が消火できます。

 

前述の職場の新人さんは

承認欲求が強い人かどうかはわかりません。

新しい職場に馴染みたくての

言動だったかもしれませんが、

その程度でも、全力でボタンが押されちゃう人も

いるわけです。

 

職場でもプライベートでも

誰かと何かをしていくうえで、

承認欲求が強い人を引き寄せたり、

相手の承認欲求に火をつけることは

できれば避けたい。

そのためには、

自分の心を日ごろからよく観察。

自分の承認欲求が、

知らず知らずにビョーンと飛び出していないか

あらためて気をつけようと思う出来事でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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