比べるのは昨日のピノッキオ=ME

40代で離婚、50代でおひとりさまに。昨日の自分より一歩前にふみだすブログ。

パート転職☆気をつけること

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Photo by Eamonn Maguire on Unsplash

こんにちは!ぴのめです。
今回は、
☆私が経験した景気の影響を受けやすい職場
☆70歳まで働くため私が気をつけていること
をご紹介したいと思います。

ホテル清掃

私はちょうどリーマンショックのころ、この仕事をしていました。

仕事は、ベッドのシーツを取り換えて、部屋に掃除機をかけて、トイレとバスを掃除して、アメニティを揃えて、部屋を整える。腰を痛めそうですが、コツさえつかめば腰への負担はそれほどではありません。

部屋はグレード別に数パターンありましたが、仕事はすぐに覚えることができました。

出勤するとその日担当する部屋数が伝えられます。お客様のチェックアウトの時間になると、一斉に仕事に取り掛かり、自分の担当する部屋の清掃が終わった人から帰れるシステムでした。

4時間で○部屋掃除して○○○○円という固定給の部分と、仕事の早い人はさらに追加で数部屋掃除し、その分の上乗せ給をもらっていました。

一部屋あたりの時間が少ないわりに作業量が多く、最終チェックも自分でやるので、まったく気が抜けません。

1部屋を清掃するのに、人生で初めてというくらいの集中力を使いました。4~5時間の勤務中、他のことをまったく考えられないのが大変でした。

でも、お部屋をきれいにしていくのは気分がよく、一人で一部屋を担当するので、対人ストレスがほとんどありませんでした。

その後、リーマンショックでお客様が減ってしまい、「明日来なくいいから」と勤務前日の夜、急に連絡がくることが増えて辞めました。

同じ人ばかり休みにならないよう、気を使ってくれてはいましたが、これでは収入が安定しません。

景気の影響をまともに受けやすく、そのあたりをパートで調整しようとしがちな職場です。

販売

とあるショップの店員さんをしていたこともあります。品出し、在庫管理、商品発注、接客、クレーム処理、レジと一通りやりました。

最近のレジは、支払い方法が増えて、端末が頻繁に新しくなり、覚えるのが大変です。それに電子マネーがらみで返品、交換、通信障害で決済未了があったりすると本当に面倒。一人で店番するときはドキドキしました。

スーパーだったら、サービスカウンターがあるので、誰かに応援を頼むこともできますが、小さいショップだと一人でなんとかしないといけません。レジでミスしたとき他のお客様が並んで待っていたら、冷や汗たらたらでした。

販売の仕事も、レジだけとか、接客だけとか、品出しだけなどいろいろありますね。

経営が上向きのときは、お店側も人をたくさん雇って、分担させるのですが、経営が厳しくなってくるとすべてに対応できることを求められます。

もちろん、売り上げが悪いときは店頭に立って、積極的に売り込みしなければなりません。セールストークが苦手な私はそれがしんどかったです。

今回インバウンド向けや、観光客向け、高級品を販売するお店は新型コロナの影響を受けています。

ただドラッグストアや生活必需品を扱うお店は、不況やアクシデントに強いということに気づきました。今後10年先まで考えると抜群の安定感です。

コンビニなどで1度レジを経験しておくと、この先も販売のお仕事で使えるスキルが身に付きます。できるだけ若いうちに経験しておくといいです。

工場勤務

食品製造工場でも働きました。平日のみ9時~5時まで、残業なし。休憩時間もきっちりあります。新規オープンの工場で、他の工場から転職してきた方が多かったせいか、和気あいあいとしていました。

制服、靴は支給。空調が効いたクリーンな工場で、きれいな作業をしていました。待遇には何の不満もありませんでした。ただ、気になったのが、出勤人数のわりに仕事がないことでした。

要領がいい人はすぐに仕事を見つけるけど、ぼーっとしていたら、仕事にあぶれて窓ふきなどさせられていました。

ようするに、生産に必要な数より多いパートさんを雇って、全員を出勤させていたんですね。しかも、製品がそんなに美味しくなかったので売れなくて、大量の在庫を抱えていました。

他のパートさんは、「仕事も楽だし、いいところに就職できた」って喜んでいたけど、そのころすでに離婚する予定だった私は、将来に不安を感じてすぐに辞めました。

50代パート転職
☆気をつけていること

工場勤務で一番怖いのは、50代半ばで職を失うことです。工場で働く前、清掃の仕事をしていたときに、結構多かったのが

大手の工場で長年働いていたのに、50代半ばから60歳で解雇されて、清掃の仕事についたというおばちゃんたちです。その全員が私に言いました。

「ずっと工場で働いてきたから、50代後半になってから他の仕事をするのは難しい。今からできるのは掃除の仕事しかない。でもあんたはまだ若いんだから、もっと違う働き方をした方がいい。」

どのおばちゃんも、60近かったけど、てきぱきと仕事をし、協調性もあり、なにか問題があって工場を辞めたのではなさそうです。

その中の一人は、「10年以上働いて、時給が他の人より上がっていたのが原因だと思う」と言っていました。そんなこともありうるのですね。

おばちゃんたちは、みんな結婚していたから、短時間の清掃の仕事でも大丈夫ですが、おひとりさまだったら心もとない収入です。

このときのおばちゃんたちの言葉を思い出し、工場を辞め、介護初任者研修を受けて介護施設で働くことにしました。

私は、結婚していたとき扶養範囲内で働いていたので、たいして年金がもらえません。最低でも65歳まで、できれば70歳まで働く必要があります。

そのためには、手に職をつけて正社員になるか、なんらかの経験を積みながら次の仕事につなげていく働き方かのどちらかを選択しないと老後を生き抜くことができない。

パートのお仕事を選ぶときは、その仕事で65歳まで働けるかどうか、途中で辞めることになったとして、次の仕事につながるスキルや経験が身につくかどうか、を考えて選ぶようにしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊