比べるのは昨日のピノッキオ=ME

40代で離婚、50代でおひとりさまに。昨日の自分より一歩前にふみだすブログ。

おーい、ドラえもーん

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こんにちは!ぴのめです。

 

最近、自分のことを嫌だなと思った出来事がありました。

 

「新型コロナの影響で仕事が減ったけど、

持病があり、感染が心配で転職できない独身の友達(Aさん)」

を周囲の人が心配しているというシチュエーションでの会話。

 

周囲の人「ぴのめさんは仕事があるからいいけど、

Aさんは仕事が減ってしまって大変でしょう?

Aさん生活はどうしているの?体は大丈夫?」

 

なぜ私が引き合いに?

バツイチだけど子供がいて、仕事はあるし、体は丈夫な私。

はたから見たら、余裕じゃんと思われてるようです。

 

口に出しては言えないので、

『いや、私だって新型コロナで仕事がなくなったし、

こう見えても、私のこれまでの苦労と努力は

結構なもんなんですよー。

私を引き合いに出されても困るし、

私も今の仕事が見つかるまで大変だったし、

やっと仕事に就けたけど、

将来が約束されてるわけではないんですよ。

ただのパートですからね。』

と心の中でぶつぶつとひがんでいる私。

 

哀れみの目で見られても困るけど、

他の人が心配されているのを見ると

うらやましくなってしまう。

こんな自分勝手な私が本当に残念。

情けない気持ちでいっぱい。

こういうとき、

「誰かに認めてもらいたい」気持ちを

手放せないんだなと実感します。

他者承認というやつですね。

 

私は他者承認にとらわれると、

相手のことを思いやれなくなってしまいます。

今回の場合、Aさんは本当に大変なのに、

私ときたら「私だって大変なのに」と

どちらが大変か?みたいなことを考えて、

Aさんに対する思いやりや共感の気持ちは

パッとどこかに行ってしまうのです。

 

これまでこんな情けない自分と葛藤していましたが、

先日あれっと気づきました。

私のことをわかるのは私しかいないことに。

 

私がどんなふうに育ってきたか、

独身時代の経験や、結婚していた時の悪夢、

離婚のもめごと、

発達障害と折り合っていくためのコッソリの努力とか。

50年も生きてたら、いろんなことがありすぎて、

ありすぎて、自分でも把握するのが大変なくらいなのに。

それを全部理解できる人なんている?

未来から来たドラえもんくらいでしょ。

(もはや、ヒトではなく人型ロボット)

それなのに私は心の中で

「誰か私のことをわかってくれえ~欲求」を全開にして

のび太みたいにドラえもんを探していました。

 

自分で自分のことを十分認めてあげて

優しくいたわることができれば・・・。

のび太を甘やかすドラえもんに

自分がなれたら一件落着じゃないの。

 

ひとりで抱え込むのはよくないので、

たまに同じような境遇の人と分かち合うことは

大切だけど(それはドラミちゃん💕?)

日々のささくれは、

自分を嫌いになってしまう前に

セルフドラえもんになんとかしてもらおうっと。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!