比べるのは昨日のピノッキオ=ME

40代で離婚、50代でおひとりさまに。昨日の自分より一歩前にふみだすブログ。

映画ファインディング・ジョー「英雄の法則」

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こんにちは!ぴのめです。

 

新年度に入って仕事が忙しい。

朝からバタバタしていたら、

夕方にミスをしてお客様にご迷惑をおかけしてしまいました。

 あー申し訳なくて穴があったら入りたい。

こんなことがあった日の私は、

とぼとぼと家に帰り、

気分を切り替えようとお酒を飲んだり、

甘いお菓子をいっぱい食べたりしていました。

 

でも、お酒を飲んでも目が冴えるだけ。

甘いお菓子を食べすぎたら、

胃痛と吐き気でさらに自己嫌悪。

結果、眠れなくなり逆効果。

家に帰っても話す人もいないし、

気持ちを切り替えることができず、

困っていました。

 

だけど、こちらの映画を見てから、

嫌なことがあっても、

落ち着いて対処しよう!と前向きに思えるようになりました。

映画「 ファインディング・ジョー『英雄の法則』」

「英雄の法則」とは、「世界中の神話に見られる共通の展開、パターン」のことで

「ヒーローズ・ジャーニー」とも呼ばれています。

この映画は、「英雄の法則」を発見した神話学者ジョーゼフ・キャンベルの著書「英雄の旅」をテーマに、

神話学者、作家、女優などのインタビューと、イメージドラマによって構成されたドキュメンタリー映画です。

 法則っていうと難しそうですが、

スターウォーズ、マトリックス、ハリーポッター、スーパーマンなどハリウッド映画の展開パターンとしてよく使われているんです。

英雄の法則とは?

「英雄の法則」を「鬼滅の刃」のストーリーにあてはめて

簡単に説明すると次のような構成になります。

 

①日常生活。主人公の日常が描かれます。

主人公は不運な状況にいて、自分にコンプレックスを持っていたりします。

☆「鬼滅の刃」では、炭次郎が貧しいながらも一生懸命暮らしてます。

 

②冒険へのいざない。

電話が鳴るみたいに、突然冒険の誘いを受けます。

☆ある日突然、家族が殺されて、禰豆子が鬼になってる。なんとかせねば。

 

③冒険の拒否。

主人公は冒険にしり込みし、自分の進む道に迷いが生じます。

 

 ④賢者との出会い。

☆炭治郎は鱗滝左近次のもとで修業します。

 

⑤冒険に出る決心

主人公は決心をして旅に出ます。

☆炭治郎は鬼殺隊に入り、禰豆子を箱に入れて旅に出ました。

 

⑥最初の試練。仲間と出会い、さらなる成長を続けます。

☆炭治朗は鬼を退治しながら、仲間と出会い、技を磨いていきます。

 

⑦危険な道。

☆例えるなら無限列車。

 

⑧最大の試練。敵が現れ、仲間が亡くなったり、幾度か試練に見舞われます。

☆ああ煉獄さん!

 

⑨報酬。戦いに勝利します。

 

⑩帰路。

勝利したかと思いきや、敵が悪あがきしたり、主人公が古い自分に戻ろうとしたりと試練があります。

 

⑪復活・再生。

再度試練がふりかかりますが、自分の怖れに打ち勝つことで、主人公は自分のコンプレックスを克服し、さらなる成長を遂げます。

 

⑫帰還。

自分を成長させた旅から帰った主人公は、仲間とその体験を分かち合います。

 ☆炭治朗は禰豆子と村に帰ります。

 

世界中の神話がおおよそ、この①~⑫の構成で作られていることをジョーゼフ・キャンベルさんが発見し、ヒーローズ・ジャーニー=英雄の旅と名付けました。

現代でも多くの映画やアニメの脚本が、この法則にのっとって作られています。

それは、この法則が普遍的な人の成長のサイクルであって、人の心をつかむからなのだそうです。

また、私たちの人生もこの法則に当てはめることができることから、心理学ではコーチングで応用されています。

私のヒーローズ・ジャーニー

炭治郎ほどの冒険はないけれど、

私の人生の旅もなかなかの起伏に富んでいます。

 

今、自分がヒーローズ・ジャーニーの①から⑫の、どのあたりに立っているのかって考えると

どきっとするときがあります。

 

例えば仕事で失敗したとき、

自分では、今がクライマックスに近い「⑧最大の試練」なの?って思うけど

実はまだ「②冒険へのいざない」かもしれないです。

物語終盤かと思いきやこれから壮大な物語がスタートするかもしれません。

どちらにせよ、

試練を重ねてそれなりに成長して、

最後の「⑫帰還」を迎えることになるはず。

失敗はそんなに気にすることではありません。

いや、気にしている場合ではないといった方がいいかも。

 

なぜなら、この映画「ファインディング・ジョー 英雄の法則」の中での「⑫帰還」は

「人生のゴール」という意味ではなく、

自分の冒険(成長)の物語を仲間のもとに持ち帰り、話すことで、

仲間の誰かの人生を変えること。

そして、そこからさらに次の成長のステップに進むこと

を指しているのです。

つまり、スパイラル状に上へ向かって冒険は続くってこと。

だったら、失敗を気にするより、

自分の人生の脚本に注目して

「⑫帰還」をどのような設定にするか考えておく方がよさそうです。

 

そんなわけで、この映画を見てから、なにかにつまづいたとき、気持ちを切り替えるのがスムーズにできるようになりました。

興味のある方は、vimeoでレンタル(550円)していますのでご覧になってみてください。

vimeo.com

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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